ガウス加速器(かそくき)とはレール上で、ゆっくりと球を近づけるとネオジム磁石のものすごく引きつける力により、高スピードで衝突(しょうとつ)し、反対のはしから加速された球が飛び出す実験です。
それを円をえがく運動でやってみました。レールの上とちがい、衝突が何回もくり返されるので楽しみは三倍増です。本当に3回転ができるか、ぜひ挑戦してみましょう!
はじめに
竹田小学校の北垣です。ガウス加速器で3回転に挑戦!の実験を説明します。最初にこちらをご覧ください。
実験を見て!
実際にガウス加速器3回転を見てみましょう。本当に3回転します。もちろん速度は変化します。
材料は?
材料の説明をしています。ネオジム磁石と鉄球はガウス加速器と同じです。ねじ込み式タッパーを探しましょう。
材料
ネオジム磁石2個、鉄球8個、タッパーのふた1個
入手方法
ネオジム磁石→100円ショップにあるメモクリップ用の強力マグネットをピン型タイプからプラスチックを割って取る。6個入手できる。
100円ショップにある、「超強力マグネットミニ」で8個入手できる。アマゾンにもあるが、数個単位ではない。
鉄球→モノタロウ 鉄球直径5mm 10個入り299円 144個入り749円
タッパー→100円ショップで「まわしてロック260ml」のふたがちょうどいい大きさ。ダイソーでもSeriaでもある。2個で110円。
注意すること
・ネオジム磁石はとても強力な磁石なので、パソコンや磁気カードなどにはぜったいに近づけない。
・小さい子がいるお家では誤飲(ごいん)させないように気をつける。
・磁石が強力なので皮膚(ひふ)をはさんで血豆ができないように2つはくっつけておく。
①どうして2回も3回も回るのだろう。その不思議のわけを考えよう。
②ガウス加速器(1本のレール)とも比較してみます。
③そして、今度はタッパーのふたでやってみましょう。
【対象学年】既習内容や実験の難易度から考慮して、下記の実験ブースに★1つだと小学校5・6年以上、2つだと3・4年以上、3つだと1・2年以上が対象と考えています。もちろんその表示のみにこだわる必要はありません。