2枚のゴム磁石(じしゃく)がくっついたり、はなれたりする性質(せいしつ)を利用(りよう)して、カエルがジャンプする科学おもちゃを作ります。さらに、同じ原理(げんり)でオタマジャクシの尾びれが動いたり、地球が回ったりするおもちゃを紹介します。
はじめに
愛知県(あいちけん)で教員をしている緒方(おがた)です。ゴム磁石を使ってカエルがジャンプするユニークな科学おもちゃを作りましょう。
実験を見て!
まずは実験のダイジェスト動画(どうが)をごらんください。ゴム磁石でいろいろ作ってみたくなりますよ。
材料は?
材料を紹介(しょうかい)しています。ほとんどの材料が100円ショップとホームセンターで購入できます。
材料
・ゴム磁石:2枚(150✕30mm、75✕20mm)
・発泡(はっぽう)ポリスチレン球:1個(40mmを半分にカットしたもの)
・製本(せいほん)テープ:1枚(10mm)・・・丈夫なテープなら何でもよいです
・ボール紙:1枚(直径40mmの円状にカットしたもの)
・球画鋲(たまがびょう):2個
・ワッシャー:1個
・太鼓鋲(たいこびょう):1個
・画用紙(がようし):2本(70×5mm幅にカットしたもの)・・・ケロぴょんの足になります
入手方法
・ゴム磁石、製本テープ、ボール紙、画用紙、球画鋲は100円ショップで購入できます。
・発泡ポリスチレン球、ワッシャー、太鼓鋲はホームセンターで購入できます。
・発泡ポリスチレン球は半球である必要はありません。発泡スチロールを切って作ってもよいです。
注意すること
・画鋲をさすときに、けがをしないように注意しましょう。
①作り方
ケロぴょんの頭の部分を作ります。
②作り方
ケロぴょんの目と口の中を作ります。
③作り方
ケロぴょんの足と色をつけて完成です。
④仕組み
磁力(じりょく)の強さを見られるシートを使って、ゴム磁石の仕組みにせまります。
⑤仕組み
自作の小さな方位磁針(ほういじしん)を使って、ゴム磁石の仕組みを解明(かいめい)します。
⑥仕組み
ゴム磁石がくっついたり、はなれたりする理由をまとめます。
⑦応用
ゴム磁石をさらに半分(はんぶん)に切って、オタマジャクシを作ってみましょう。
⑧応用
オタマジャクシの動きは、ペンギンの動きに応用(おうよう)できます。紹介します。
⑨応用
上下と左右の動きができたので最後は回転(かいてん)です。地球を作ってみました。
【対象学年】既習内容や実験の難易度から考慮して、下記の実験ブースに★1つだと小学校5・6年以上、2つだと3・4年以上、3つだと1・2年以上が対象と考えています。もちろんその表示のみにこだわる必要はありません。