カズーはアフリカの民族楽器(みんぞくがっき)で、声をラッパのような音に変える楽器です。ストローとキッチンパックを材料に、わずか1分でカズーができるように工夫しました。作って、演奏(えんそう)して、音のふしぎを楽しみましょう!
はじめに
愛知県(あいちけん)で教員をしている瀬部(せべ)です。製作時間(せいさくじかん)わずか1分!、ストローで作るカズーで遊ぼう!
実験を見て!
作ったストローカズーの演奏を視聴(しちょう)してみましょう。音のふしぎが見えてきます。
曲:メリーさんの羊
材料は?
ストローカズーを作る材料を紹介(しょうかい)します。どの材料も100円ショップで手に入れられます。
材料
・フレキシブルストロー:1本 (直径6mmの一般的なもの)
・ストレートストロー:1本 (直径8mmの半透明のもの)
・ポリエチレンの袋:1枚 (5cm角に切ったもの)
・発泡(はっぽう)スチロールのかけら:1個 (直径6mmのストローに入る大きさ)
入手方法
・直径(ちょっけい)6mmのフレキシブルストローは標準的(ひょうじゅんてき)なもの。
・直径8mmのストレートストローは100円ショップSeriaで市販(しはん)されているものを使う。
・ポリエチレン製の袋は、さわるとカサカサしているタイプのもので、食品スーパーのレジにあるタイプのもの。
注意すること
・特になし。
①作り方
ストローカズーを作ってみましょう。早送りなし。1分でできます!
②音を出そう
演奏のこつは笛(ふえ)のように吹くのではなく歌うこと。ハミングがおすすめ。
③合奏(がっそう)してみよう
曲:森のくまさん
かえるのうた
④音の仕組み
ものがふるえると、その振動(しんどう)が空気に伝わって、音として聞こえます。
⑤声の仕組み
声は声帯(せいたい)というものがふるえて音になっています。声でビニールを震わせてみます。
⑥もうひと工夫
どうしたら音が大きくなるか工夫してみましょう。夏休みの科学研究(かがくけんきゅう)に。
【対象学年】既習内容や実験の難易度から考慮して、下記の実験ブースに★1つだと小学校5・6年以上、2つだと3・4年以上、3つだと1・2年以上が対象と考えています。もちろんその表示のみにこだわる必要はありません。