トイレットペーパーの芯(しん)を使って、でんぐり返しをする人形を作ります。芯をつぶして形を変えたり、胴体(どうたい)には、滑り止めマットを使うなど、工夫のつまった科学おもちゃです。
はじめに
愛知県で看護師(かんごし)をしている柴田(しばた)です。ドイツ発祥(はっしょう)のでんぐり返し人形を、身近な材料で作りました。
実験を見て!
芯コロリンは、でんぐり返しをするタイプのおもちゃとしては、おそらく最も簡単に作れるタイプです。
材料は?
芯コロリンを作るための材料を紹介(しょうかい)しています。全ての材料を100円ショップで購入することができます。
材料
・トイレットペーパーの芯(1本):7cm( 70 ㎜ )の長さに切ったもの
・アルミテープ( 70 ㎜ 幅):50 ㎜ 幅でもよい
・ビー玉(大を1個):その他、いろいろな玉を用意するとよい
・滑り止めマット
・丸シール
・両面(りょうめん)テープ
……道具としてハサミが必要。
入手方法
・トイレットペーパーの芯以外、全て100円ショップで買える。
注意すること
・ビー玉など、小さなものをのみこまないようにする。
①頭部(とうぶ)を作る
芯コロリンの頭の部分をトレペ芯とアルミテープ、ビー玉で作ります。
②胴体(どうたい)を作る
滑り止めマットで作った帽子(ぼうし)と体をつけて完成です。
③調整(ちょうせい)して遊ぶ
坂道(さかみち)ででんぐり返しをさせて、動きを調整します。
④交換(こうかん)して遊ぶ
頭に入れるものを変えて、動きの違いを科学します。
⑤工夫する1
ピンポン玉などの100円ショップの材料を使って、アレンジします。
⑥工夫する2
長さが違うとどうなるでしょう。どちらが速く転がるのかな?
【対象学年】既習内容や実験の難易度から考慮して、下記の実験ブースに★1つだと小学校5・6年以上、2つだと3・4年以上、3つだと1・2年以上が対象と考えています。もちろんその表示のみにこだわる必要はありません。