多くの動物は移動することができますが、植物は移動することができません。しかし、植物は種子(たね)の時、水や風、動物に運ばれ、生育に良い環境を求めて移動します。今回はくるくる回りながら風に運ばれて移動する飛ぶ種子(たね)の工夫を観察し、簡単な模型を作って遊びます。
はじめに
兵庫県の高校で生物を教えている梶原(かじわら)です。飛ぶたねを観察して簡単な模型を作って、飛ばして遊びます。
材料は?
材料は、折り紙、付箋紙(ふせんし)、カラーシール、ゼムクリップ、どれも100円ショップやホームセンターで購入することができます。道具としてスティックのり、はさみが必要です。
観察①
カエデのたねを見てみましょう。日本には約30種類のカエデの仲間がいます。たねのつくりはよく似ていて、どれもよく回転します。基本のつくりを観察しましょう。
材料
折り紙(大、小あります)
付箋紙(ふせんし)(75mm X 15mm使用)
ゼムクリップ
カラーシール(大、小)
道具 スティックのり はさみ
すべてホームセンターや100円ショップなどで購入できます。
作り方①
カエデのたねを折り紙で作ってみよう。よく動画を見てね。本物のカエデのたねのようにくるくる回って落ちるのがよく分かるよ。
観察②
シンジュのたねの観察します。シンジュはニワウルシとも言って公園や街路樹として広く植えられています。でも最近はどんどん広がっているので問題になっています。
作り方②
シンジュのたねの模型は本物のシンジュとは違って見えるけど、飛び方は同じです。くるくると高速で回って落ちるので地面につくまでかなり時間をかせげるね。
観察③
ツクバネのたねは4枚の羽根でくるくる回って落下します。熱帯の森には2枚の羽根でるくる回って落下するフタバガキ科の木があるよ。
作り方③
ツクバネは羽根が4枚になるので作るのが難しくなります。そこで羽根が2枚のフタバガキをモデルに作りましょう。
遊び方
できたたねの模型をできるだけ高いところから落としてみよう。1つや2つではさびしいのでぜひいっぱい作って落とします。少しでも長く空中にとどまることでたねを遠くに飛ばし、子孫を増やすことができるんだね。